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人気ランキング : 624位
定価 : ¥ 10,290
販売元 : ソニーミュージックエンタテインメント
発売日 : 2002-03-20 |
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旅をした気分 |
勇気や自信が無く海外を旅する事が出来ない僕のような人間には疑似旅行体験が出来るものでした。テレビでやっていたときはドキュメントだと思っていたのですが、原作がありそれを映像化していた事をだいぶ後になって知りました。所々で出てくる笑顔や困惑した顔が演技ではなく本当の感情に見えました。ユーラシア編はだいぶ見ました。
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旅を続けるということ |
初めてこのビデオを見たのは、香港に単身赴任していた3年前に日本人クラブで借りた擦り切れたVHSのビデオで。出会ったのは40代後半と遅かったけれど、心の奥に響くものがあった。自分は香港に住んでいたが、実は長い旅に出ているのだということに気がついた。今、日本に帰ってきて、むしょうにもう一度見たくなった。年代に関係なく、また今居る場所に関係なく、時々は見てみたいと思う得がたい一品。
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原作をほぼ忠実に再現 |
もともと旅好きだった自分が原作本を読んでさらに旅に対する意欲を
掻き立てられ、実際に香港とマカオに行ったりもしました。
しばらくしてからこのDVDを観て、今度は本気で世界一周に出てみたくなりました。
作品に関してですが、大小の部分が多少異なっていたのですが
マカオのカジノは撮影禁止なので仕方ありませんね。
個人的には香港での場面をもっと増やしてくれれば満点でした。
しかしながら原作をできるだけ忠実に再現しようとしている意識が伝わり、個人的には大満足の作品です!
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何回でも見てしまう不思議なDVD |
沢木ファンである私が書くとやはりおすすめのレビューになってしまいますが、いくつかの心に残った点を挙げてみます。
26歳の出発というのが妙に残っています。ある程度分別がつき肉体的にも精神的にも余力がある年齢。(確かに26歳は若い 私も最初の海外が
ブラジル(仕事で)でしたがこの年齢でした。南米もアジアと同じ青年期です。)
この旅は、人生に似ている 何もしなくても事件が向こうからやってくる
アジア(青年期)
ある程度完成された中でいろんな事に対応できるようになった 中東(成人期)
時間が早く進み過去を振り返ることが多くなったヨーロッパ(老人期)
うまいこと対応つけるものだと感心しました。
このDVD 男性には一度は見てほしい傑作です。
多くの出来事の中で、人それぞれ心に残るシーンは違うでしょうけど
私は、ベナンで歌っていた日本人の女性(お金がなくなって帰れなくなった)が印象に残りました。実際 別の国で同様のシーンを見ました。
原作を読まないでいきなりこのDVDを見る人もいるでしょうけどこの長いたびをどうやって終わらせるのか興味わいて見ていたのではないでしょうか?
なおDVDには、沢木耕太郎のインタビューが映像特典でつきます。
そこでロンドンの後の経路や印象に残った地域等を話しています。
私にとっては、旅は時間に追われることをやめればこれだけ違ったものになるのだと目から鱗が落ちた原作でした。
おすすめのDVD 3巻です。
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「同行者」 |
もしかしたら愚痴をこぼす「名古屋の会社員 土屋さん」がじつは沢木耕太郎の内面そのものであったのではないかと・・・・。
あの映画を見て大沢君のように颯爽と旅できるのではないかと勘違いして旅に出て、土屋のごとくなってしまうのがほとんどの旅行者ではないでしょうか?
自分もひと月足らずですが、欧州を歩いてみて実感しました。
劇中、「自分が解放されていくのを感じた・・・」と沢木が言います。一人旅に出ると否応無しに自分の不甲斐なさや情けなさに直面します。
それと向かい合ってひとひとつ解決していくことが「自分を解放する」ことに
つながるんじゃないかとも思います。
インド人と駅構内で一緒に寝ても、内面の葛藤に対峙して戦わなければ真の自己の解放はありえない。そういう気がしました。
※出身地と苗字が同じなのでなおさら思いが・・・。