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人気ランキング : 1409位
定価 : ¥ 20,895
販売元 : メディアファクトリー
発売日 : 2004-09-03 |
人生の岐路に立つ5人の大学4年生たちが織りなす甘くせつないオレンジな日々をつづった青春グラフィティ。
就職活動に苦戦中の櫂(妻夫木聡)は、はじめから就職する気のない翔平(成宮寛貴)やすでに内定をもらっている啓太(瑛太)らと最後のキャンパスライフを送っている。構内でバイオリンを弾く沙絵(柴咲コウ)に一目惚れした奥手の啓太は、プレイボーイの翔平に頼んでデートをセッティングしてもらうのだが、沙絵が聾唖者だと知らされて逃げ出してしまう。櫂は仕方なくその代役として沙絵とデートすることになる。
同じく北川悦吏子脚本作である『愛していると言ってくれ』のセルフパロディ的な要素も随所に見られるが、物語はむしろ平凡な若者たちの群像劇的な趣が強い。ヴァイオリニストとしての将来を期待されながら病気で聴力を失ってしまい、その道を閉ざされてしまってからは何につけても頑になってしまう沙絵。そんな薄幸のヒロイン像からは想像できないような、沙絵が使う手話には下品な言葉や挑発的な発言が盛りだくさんでちょっとビックリだが、プライドの高さはそのままにわがままで勝気という沙絵のキャラクターは、そのギャップゆえに櫂に心を開いていく過程ではいっそうチャーミングに映る。(麻生結一)
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楽しい!笑える!そして感動・・・ |
普通の青春もの、恋愛ものとはワケが違う。
いろんな思いがあり、正直とても800字以内ではまとまりません。
それくらいすばらしいドラマだった。
でもラストは本当に感動した。サエを、本当に心の闇の中から救い出したのは、やはり櫂だ、と思う瞬間だった。
当時見た人も、見なかった人も、今一度、このドラマを見てみてはどうでしょうか。
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久々の良質恋愛正統派 |
最近コメディに特化してしまったりドロドロの愛憎劇に終始してしまう恋愛モノがやたら多いですが、これは久々にさわやかな良質・正統派の青春恋愛モノです。さわやか・正統派な恋愛モノというとどうしても臭くなりがちですが、それを感じさせない脚本&演出に加え若手俳優陣の演技には非常に好感が持てます。
今回柴崎コウ演じる沙絵が耳の不自由な聴覚障害者という設定でその周りでのコミュニケーションは主に手話で行われるのがこのドラマの最大の特徴ですが、柴崎コウ=沙絵がほとんどしゃべり言葉を使わないだけに、女優魂発揮といわんばかりに表情で魅せてくれます。笑う顔、怒った顔、泣きそうな顔etcetc...特に彼女のファンではない私でもドキッとさせられてしまいました^^;
その特徴たる手話ですが、日常に即した手話でわかりやすく興味を持たせてくれるものと思いますし、現在手話を習っている方には非常に良質のテキストにもなると思います。
唯一気になった点といえば沙絵が手話で喋る際に手だけが動いて口が動かない点。沙絵の聴覚障害は先天性じゃなくて4年前の病気が原因なんだから喋る際には口が一緒に動くだろうと思うのですが(言葉は出ないものの喋っているのと同じように動かす。普通は口も動かして読唇術と手話とのセットでコミュニケーションを取るものなんですが…)、演出の都合か何かでこうなってしまったんでしょうか。現実を知ってる人間としては若干気になりました。
しかしそれを差し引いても、青春ドラマ・手話ドラマとしては非常に良質だと思います。DVD-BOXには出演者による手話講座も収録予定だそうで、これを見た後にドラマ本編を見返すと手話本来の意味が理解できて、より面白いかもしれないですね。
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いいドラマですよ |
過去の北川作品(あすなろ白書、愛しているといってくれ)を
知っている人が見ると、類似した内容に引く人もいるかもしれないが
それはそれで、このドラマ独自のよさもあります。
心が温まるし、笑えるシーンもありで
これまでのドラマにありがちなダークな展開がないので、
そのせいか前向きな印象を与えます。
特に好きなのは、櫂の失恋と湖キャンプがある第5話です。
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忘れられない青春の日々。 |
DVDで初めて見たドラマだったのですが、よくある大学生の日常の日々を
とても繊細に描いた物語で、初めからドラマの情景に引き込まれてしまいました。
紗絵はほとんど聴力を失っていて手話で会話していますが、妻夫木さん演じる櫂くんとの
手話での会話がとても綺麗で、ドラマ全編を見終わるころには多少覚えて理解できてしまうほどです。
手話を使ったドラマは過去にもありましたが、これほど綺麗な手話を始めて見ましたし
紗絵と話したいから手話を覚えたという人達のように、見ている私すらそう思うような
柴咲さん演じる紗絵は周りに愛されるとても魅力的な女性です。
このドラマではもちろん聴覚障害者の苦悩が描写されてはいますが、紗絵は障害者というより、
それをふと忘れさせてしまう様な、むしろ彼女の魅力の一部に感じてしまいます。
紗絵と櫂の会話だけでなく、オレンジの会の仲間一人一人がキャラが立っていて楽しく、
大学での光景は思わず笑ってしまうシーンもたくさんあって、ありがちな友達とのやりとりを
見ていると自分の大学時代を懐かしく思い出して嬉しくなったりもします。
最終話もとても心が温かくなるようなハッピーエンドを迎えますが、ハッピーエンドにありがちな
えー?という展開にならず、全編を通して脚本の素晴らしさを感じます。主題歌のSignがこの
物語の内容と重なりとても素敵な曲で、エンディングで聴いているだけで涙が溢れてしまいました。
連続ドラマのDVDでも最近はこの仕様が普通なのでしょうか、ハイビットで画面がとても
綺麗です。放送でご覧になった方も改めて感動できると思います。
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これは久々にはまった |
テレビの年末再放送の1日2話連続番組で、キャンプに行く所から見たのだが、直ぐに引き込まれてしまった。櫂と沙絵を中心としたドラマだが、単なる青春恋愛モノではなく、聴覚障害をもつ者と健常者がどう付き合っていくか、考えさせられるものがあった。櫂に対する沙絵の台詞で、「櫂は障害者に対して同情し、常に優越感を感じていたいのよっ!」という意味の言葉があったが、なんでそんな悲しいこと言うんだろう。障害を持ってる方は、そう感じているのだろうか。見えない壁が常にあるのだろうか。障害者、健常者の前に一人の人間として付き合うべきだと強く考えさせられた。茜の台詞にも「沙絵の言葉だけでなく沙絵という人間(良い所悪い所含め)をみてあげて」と櫂に言っている場面が思い出される。
また、印象に残ったのが、妻夫木と柴咲の手話のやり取り。特に、柴咲の手話は、「手話ってこんなに美しいモノなんだ」と感じさせられたことである。勿論、手腕だけでなく、顔の表情や目の表情?も合わせてのものであるとは思うが、本気で手話を習ってみたくなった。
それと、見ていると、自分の大学時代のことが色々と思い出されて、何かとても切ないような、やりきれないような、学生時代に戻ってみたいような気持ちが膨れあがって、妻が寝たあと一人で録画したDVDを毎晩のように見てしまう。見逃してしまった前半部分も見たいので、このDVD−BOXを買うことにしました。自分でも、なんでこんなにはまってしまったのか、全体を通してもう一度見て、自己分析してみます。