新人監督のプロモーション的意味合いと、若手俳優発見の場として人気のシリーズ最終作。今回は第1作「Jam Films」を手がけた“卒業生”監督たちが、新人監督をそれぞれ指名するかたちでラインアップが決定した。
堤幸彦監督の指名を受けた園田賢次監督の「Tuesday」は、いささか拍子抜けの映像優先作品。北村龍平監督からバトンを受けた高津隆一監督の「HEAVEN SENT」は、乙葉演じる自称悪魔が遠藤憲一の殺し屋と対峙する作品。ラストのオチも決まっていて、なかなか魅せる。望月六郎監督ご指名の石川均監督の「ブラウス」は、大杉蓮のクリーニング店主人が、小雪扮する女性のブラウスを何度もクリーニングしているうちに、ある衝動が押さえきれなくなってくるという、パトリス・ルコント監督作品を思わせるフェチ・ラブ・ストーリー。小雪の静かな佇まいと、辛抱たまらん!とばかりに発情する大杉の弾けっぷりが絶品。手塚領監督の「NEW HORIZON」も、綾瀬はるかの魅力は表現されているものの、今ひとつ欲求不満が残る。阿部雄一(現アベユーイチ)監督の「すべり台」では少年少女のぎこちない、それでいて笑いを誘う思春期の淡い恋愛模様が活き活きと描かれている。さすがは相米慎二監督に師事した阿部監督だ。原田大三郎監督の「α」だが、さすがにこのパッケージの中では印象が薄い。浜本正機監督「スーツ -suit-」の魅力は、ひたすら小西真奈美!(斉藤守彦)
とりあえず観てみた。あまり期待はしていなかった。1、2と、かなりダルい思いをさせられたからだ。
好みがあるとは言え、やはり浅はかというか、舐めてるとしか思えない作品が1と2にはあった特に2はひどかった。このSにもそういったシーンがないとは言わないが、ずっと良かったと思う。
乙葉が悪魔の役をやってるやつ(人選は明らかに間違っていたと思う。恥ずかしくなる。)とか、内山理名が男ともめてるやつとか、小西真奈美が半裸で出てくるやつとかは、けっこうありきたりな話だったけどそれなりに楽しめた。このあたりはキャストの魅力(演技の魅力ではない)で引っ張った感がないでもないが。大杉漣扮するクリーニング屋に小雪が何度もシャツを出しに来るやつは、何度も観たいと思わせる魅力があったと思う。今回で一番気に入った。石原さとみが幼馴染とややこしいことをしそうになるやつも、何故か飽きずに観ていられた。ZEEBRAがウロウロしてたやつは・・・・オバハンのシーンの長さが明らかなあざとさとユーモアセンスのなさを感じさせて、仕掛けがけっこうおもしろかっただけに残念。綾瀬はるかの出ていたやつは単純に退屈だった。