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人気ランキング : 2425位
定価 : ¥ 3,990
販売元 : 東映
発売日 : 2004-12-21 |
1969年の長崎県・佐世保。高校3年生のケンは、憧れの学園のマドンナに近づきたいがために、ロックコンサートや映画、演劇を総合したフェスティバルを開くことを決意。友人のアダマやイワセらを巻き込んでいく。だがそのいきかがり上で、高校の全共闘の面々と共に高校のバリケード封鎖をすることになってしまうのだった…。
主人公の行動がすべて“女のため”というのがいい。しかも69年が舞台になっているのに全然古めかしくないのもいい。妻夫木聡と安藤政信の高校生になりきった演技がいい。まさにどこを切っても“いい”づくし。全編文句ナシの小気味良い青春グラフィティに仕上がっている。たとえ時代が変わっても若者のおバカなノリは一緒。そういう意味で老若男女誰もが楽しめる傑作だ。観て絶対に損なし。(横森 文)
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暗さがほしかったです。。。 |
妻夫木くんも安藤政信もかっこいいし、テンポもよくて
おしゃれで、明るくて、おもしろかったんですが。。。
なんというか青春時代ならではの不安さとか暗さとか、
マイナスの要素がなかったので、逆に不完全燃焼な気分に
なってしまいました。
原作はもっと暗いイメージがあったのですが。。。
もしスタンドバイミーやアメリカングラフティなんかのような
暗さとか重さが入っていたら、自分にとって名画になってたなぁ、と
思います。
でもそういうの抜きの、美しいところが、この映画の魅力なのか
も。。。
岸辺一徳がよかったですーーー。。。
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どことな?くゆるい物語 |
方言丸出しに、うだつの上がらない(?)高校生たちの1969年を描いている。
熱いような熱くないような、どことなく抜けている物語が、奇妙に面白い。
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原作も読みましたが・・・ |
私はどっちも面白かったです。原作の印象は映画とは違って、もう少しスロウなどちらかと言えば少し暗い感じのイメージでしたが、本作品は展開も速く、リズムも良い。どことなく方言に微妙なアクセントの気になるところもありましたが、妻夫木さんの演技も良かったと思ます。
主人公がアダマと呼ばれる顔良し、頭良しの親友と共に歩いている場面で退屈に日々を過ごしている人々にこう叫びます。「俺たちの笑い声ば聞かせてやるったい!」楽しく、欲望のままに生きる事の大切さ、面白さが伝わってきて、忙しすぎる現代をもう一度客観的に振り返ろうという気持ちにさせてくれました。私はこの場面が一番好きです。当時CMなどでよく放送されていたので、月並みと言えば月並みですが・・・。
高校や大学などで、今と違って自由が無かった時、若者は自由を求めて戦う事を選択しました。学校を暴力的手段を使ってバリケード封鎖してまでです。今と比べるとなんと対照的でしょうか。考えさせられるテーマであると思います。
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泣けてくる |
映画のいろんなところで、主役の妻夫木聡が、「ウガーーーーーーッ」 と叫びながらダッシュするシーンがでてきますが、あの感じがほんと懐かしかったです。年くってくると、全速力で走りたくなる気持ちなんかなくなってしまいますんで。こういう輝ける時間は、もう二度と自分には訪れないんだと思って、泣けてきました。中年以上の男性にこそお薦めしたい映画です。
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新たな魅力発見!妻夫木聡 |
妻夫木聡
彼に対するイメージが良い意味で壊された作品でした。
監督曰く、「ウソばっかりついて、動機がどうしようもなくて、はちゃめちゃ。
下手したらやなヤツっていうキャラクターを演じて魅力的な人は妻夫木くんしかいないなって思いました。
今まで彼が支持されてきた、ちょっとナイーブでヘタレ的なイメージとはまた違って、みんなを巻き込んで、力強く引っ張っていける。
そういう新しい面を見せたいっていうのがありました」
というように、この作品を見るまで、まさにそんな妻夫木君を見て、気に入っていたので、正直見るのを躊躇していたところもありました。
かなり飛んだ内容ということは耳に入っていたので、これでイメージが崩れてしまうのではないかと余計な心配をしていたんですね。
が、しかし!
実際意を決して観てみると、これが面白い!
男子高校生特有のすけべぇなところも満載だし、結構お間抜けな表情も見せるのだけど、全然それが嫌味じゃないんですよ。
さらに、監督がそんな思いから要求したのは、今まで妻夫木君が得意としてきた自然体の演技とは真逆のものだそうです。
「今、自然体の演技が主流というか、評価されているけど、おもいっきり演じるというか、ONの芝居で、感情を表に出して躍動感のある芝居を目指そうと話しました。」
というように、観ていると、主人公のケンとアダマに引っ張られて、自分がその場にいてハチャメチャを楽しんでいる気分になって、とっても楽しかったです。引き込まれすぎて、観てからしばらく、佐世保弁が頭から離れませんでした(^^;
ホント、新たな妻夫木君の魅力を引き出した、良い作品だと思います。